この記事では、初めての人におすすめする暗号資産取引所はどこか?その選び方と注意点を徹底的に解説していきます。
また8社の横並び比較や各社の特徴(メリット・デメリット)なんかも合わせて紹介していくので、もっともお得に簡単に暗号資産をはじめたい方はぜひ最後までお付き合いください!
✅ 初めての人におすすめする暗号資産取引所の選び方と注意点は?
✅ 横並び比較でどこの暗号資産取引所がいいかを知りたい
✅ 暗号資産取引所各社の特徴(メリット・デメリット)がわからない
こんな方はこの記事を最後まで読むことで、数ある暗号資産取引所の中から「初めての人が、もっともお得に簡単に暗号資産を始められる取引所」を選べるようになります。
今後ローコストで効率的に暗号資産を運用したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初めての人におすすめする暗号資産取引所の選び方と注意点
まずはじめに、初めての人におすすめの暗号資産取引所はどうやって選べばいいのでしょうか。選び方と注意点を教えてください。
数ある暗号資産取引所のうち、どこがいいかを見極めるポイントは、①手数料などコストを安くできること、②セキュリティ上安全であること、③利便性がよいことの3点ですね。
さっそく、選び方と注意点を見ていきましょう。
選び方のポイント|3項目
- コスト面
- 安全性
- 利便性
1.コスト面
コスト面では手数料を比較します。
この手数料は、暗号資産取引所ごとに違いがありますので、記事冒頭の要点画面を確認くださいね。
手数料について、初めての人は、暗号資産の入金、取引(購入)、出金、送金の4ケースを想定しましょう。
他にも項目がありますが、最初は4ケースだけで大丈夫です。
手数料がすべて無料の会社はありませんので、4ケースの使用頻度に応じて、手数料の優先順位を決めていきます。
自分は当面引き出す予定がなく、暗号資産の値上がりを期待して、購入に専念するよという人は、入金、取引(購入)の手数料をチェック。
あまりおすすめはしませんが、自分は利益が出たら即換金したいという人は、出金の手数料も確認。
自分はイーサリアム等を保有していて、その後はNFTなどを購入するために送金することが多いよという人は、送金の手数料もチェックしてくださいね。
なお、コストについては注意点がありますので、これについては次節で解説します。
2. 安全性
暗号資産の取引と聞くと、セキュリティは大丈夫なの?安全なの?と不安に思う人もいますよね。
ご安心ください。
国内では、金融庁の審査が通って登録されている暗号資産取引所としか取引できないことになっています。
2022年にニュースになった、海外暗号資産取引所のFTX社は結局金融庁の許可がおりず、国内では直接の取引を規制されていましたよね。
また、過去にはハッキング※事件もありましたが、2020年の「改正資金決済法」により、国内すべての暗号資産取引所のセキュリティが強化。
ハッキング※|コンピューターシステムやネットワークの脆弱性を狙って、悪意のある乗っ取りや破壊行為などの攻撃を行うこと
法改正により、具体的には、インターネットから切り離されたオフラインのウォレット※で顧客資産を管理すること、顧客資産と運営会社資産の分別管理をすることなどが徹底されました。
ウォレット※|暗号資産を保管する場所。オフラインのウォレットで顧客資産を保管していれば、万一オンライン上で暗号資産取引所へのハッキングがあったとしても、顧客資産を守れることになる
なので、この安全性については8社でそれほど大きな差はありません。
法改正以降、どの国内暗号資産取引所も金融庁が求めるセキュリティ面の基準をクリアしていますので、ご安心ください。
3. 利便性
利便性は、暗号資産取引所ごとに違いがありますので、記事冒頭の要点画面を確認くださいね。
利便性とは、例えば、自動積立はできるけど、口座振替までできる取引所とできない取引所があるとか、クレジットカードを使用するとビットコインが貯まる取引所があるということなどです。
なお、利便性についても注意点がありますので、これについては次節で解説します。
注意点|5項目
- コスト①|取引所の有無を確認して取引所から購入する
- コスト②|手数料0円でも他にコストがかかる場合がある
- コスト③|取引量の多い暗号資産取引所から購入する
- 利便性 |サービスが一時停止するメンテナンスの頻度に注意する
- コインの種類|ビットコインから始め、イーサリアムは慣れてから
- サービスの種類|最初はビットコインの購入・積立サービスに専念する
1. コスト①|取引所の有無を確認して取引所から購入する
まず、暗号資産は販売所※ではなく取引所※で購入する方が安いので、取引所の有無を確認して、取引所から購入しましょう。
取引所※|暗号資産を売ってくれる相手は自分で探すのではなく、暗号資産取引所各社が間に入り、取引を行う場所を提供してくれる。ただし、ユーザー間で取引を行うので、手数料に相当するものが安い
販売所※|ユーザーと暗号資産取引所各社との間で取引を行う。暗号資産は暗号資産取引所各社から売ってもらうので、手数料に相当するものが高い
手数料に相当するものが、販売所だと取引金額の約2.0~5.0%かかるのに対し、取引所だと最大でも取引金額の0.15%くらいで済むからです。
・取引所の有無
あり5社 | コインチェック※(Coincheck)、ビットフライヤー(bitFlyer)、GMOコイン、ビットバンク(bitbank)、SBI VCトレード(SBI VC Trede) ※コインチェックはイーサリアム取扱なし |
なし 3社 | DMNビットコイン(DMN Bitcoin)、LINEビットマックス(LINE BITMAX)、楽天ウォレット※(Rakuten Wallet) ※楽天ウォレットは現物取引の取引所なし |
2. コスト②|手数料0円でも他にコストがかかる場合がある
各暗号資産取引所のホームページに、手数料0円と記載されていても、他にコストがかかることがあります。
暗号資産取引所の1つ「コインチェック」を例に、入金と取引について図解しました。
手数料0円と記載されていても他に手数料が発生するケース(赤字)があります。
「コインチェック」の場合は、青字で記載された方法で手数料を0円に抑えるようにしましょう。
参考にしてくださいね。
3. コスト③|取引量の多い暗号資産取引所から購入する
取引量※の多い暗号資産取引所から、暗号資産を購入しましょう。
取引量※|一定期間において成立した取引金額の累計。取引量が多いほど、成立した取引の総額が大きいことを表しており、取引の活発さを示す指標の1つ
暗号資産取引所の取引量が多いと、市場の流れがよくなって売買の注文が成立しやすくなるので、暗号資産の価格が適正になります。
しかし逆に、暗号資産取引所の取引量が少ないと、市場の流れが悪くなって売買の注文が成立しにくくなるので、暗号資産の価格が高くなってしまうことがあるんですよね。
・暗号資産取引量の多い日本の暗号資産取引所ランキング(2022年8月データ)
出典:CoinMarketCap←海外市場を含む暗号資産全体の市場動向サイトの1つ
順位 | 暗号資産取引所 | 取引量 |
1位 | ビットフライヤー(bitFlyer) | $8,595万 |
2位 | コインチェック(Coincheck) | $5,946万 |
3位 | ビットバンク(bitbank) | $3,110万 |
・イーサリアム取引量国内No.1:GMOコイン(2022年10月データ)
出典:GMOファイナンス
4. 利便性|サービスが一時停止するメンテナンスの頻度に注意する
どんなWebサイトであっても、サービスの安定性向上等により、サービスを一時停止するメンテナンスがあります。
しかし、注意すべきなのは、その頻度。
今が売り買いの時期なので取引サービスを利用したいと思っても、メンテナンス中だと利用できません。
メンテナンスについては、数ヶ月に1回で夜間タイムという暗号資産取引所が多いですが、中にはその頻度が多い暗号資産取引所もありますので、注意しましょう。
・メンテナンスの多い暗号資産取引所ランキング
GMOコイン | 毎週水曜午後2時間のメンテ中は取引不可 |
DMNビットコイン | 毎週水曜午後4時間のメンテ中は取引不可 |
SBI VCトレード | 毎日6~7時のメンテ中は取引不可 |
楽天ウォレット | 毎週水曜午後2時間のメンテ中は取引不可 |
5. コインの種類|ビットコインから始め、イーサリアムは慣れてから
暗号資産取引所を選ぶ際に、2,000種類以上あるといわれている暗号資産のうち、何から始めたらいいの?と思われる人も多いですよね。
取引してもいいかどうかの注意点は、金融庁が登録している「暗号資産取引所」が取り扱っている暗号資産かどうか。これを「ホワイトリスト」といい、まずはこれを見ます。
「ホワイトリスト」には、ビットコイン、イーサリアムなどがあり、金融庁による一定の審査を経ているために、安全性や信頼性が高いです。
ちなみに、2022年にニュースになったTerra/LUNAは日本で上場許可がおりていません。
さらに暗号資産の取引量を見ます。1番目に多いビットコインから購入し始め、慣れてきてから2番目に多いイーサリアムを購入するくらいのスタンスがいいですね。
なお、NFTを購入するためにいきなりイーサリアムから始めちゃう人がいるんですけど、NFTを購入するには煩雑な送金プロセスを伴い、ダイレクトメールやSNSによる詐欺が多いんですよね。
なので、初めての人は慣れるまでビットコイン一択です。もちろんどの暗号資産取引所でも取り扱っています。
6. サービスの種類|最初はビットコインの購入・積立サービスに専念する
また暗号資産取引所を選ぶ際に、通常の現物取引(購入・売却)以外に、レバレッジ取引※、レンディング※、NFT※マーケティングプレイス※など、たくさんのサービスがあり、目移りしてしまうかもしれません。
しかし、そこが落とし穴。初めての人には手続きのプロセスや手数料に煩雑なところがあり、挫折してしまう人が多いんですよね。
なので、初めての人は慣れるまでビットコイン購入・積立サービスに専念。値上がりを期待しながら、じっくり長期で運用するのがいいです。
レバレッジ取引*|口座に保有している金額の数倍で購入できること、この反対が現物取引で、口座で保有している金額分しか購入できない
レンディング※|保有している暗号資産を、暗号資産取引所などの第三者に貸し出して、賃借料を得ること。貸手と借手(需要と供給)のバランスが鍵になる
NFT※|代替が不可能なデジタルアート、ミュージック、トレーディングカード、ゲーム、ファション、土地など(例)市販された新曲のデジタルミュージックは代替可能だが、新曲のデモ音源であれば代替不可能
マーケットプレイス※|NFTの出品や売買を行う場のこと。取引の暗号資産はイーサリアムを使うことが多く、取引の際には暗号資産取引所からイーサリアムなどの送金を伴う。取引頻度が多いときはいかに送金手数料を抑えられるかが鍵になる
暗号資産取引所を選ぶとき、コストを抑えたい人は、取引所の有無、手数料、取引量の3つをチェックしてください。そしてまずはビットコインの購入・積立サービスから始めるのがいですね。
暗号資産取引所8社の横並び比較(どこがいい?)
今度は、横並びで比較して、暗号資産取引所の中でどこがいいかを教えてください。
コスト面
- 取引所の取引手数料(購入)
- 販売所の取引手数料(購入)
- 入金手数料
- 出金手数料
- 送金手数料
1. 取引所の取引手数料(購入)
取引所の手数料は高くても0.15%と、販売所の手数料(取引額の2.0~5.0%)と比べると1桁くらい安いです。
なので、取引所がある暗号資産取引所を選ぶと、コストを抑えられますね。
横並び比較すると、ほとんどの取引所で手数料が発生するのに対し、コインチェックだけは0円と完全無料。
コインチェックはイーサリアムの取引所がないのが難点ですが、ビットコインを取引所で購入する際は一番強いです。
2. 販売所の取引手数料(購入)
実は、販売所の手数料相当(スプレッド※)の数値って、各暗号資産取引所の公式ホームページに記載がないんですよ。
スプレッド※|暗号資産の「売値」と「買値」の差額のこと。これが暗号資産取引所の収益になる
市場価格により、各社・各時間で推移するからです。
ある時点でA社が高くても、次の時点でB社が高くなることもあり、総じて取引金額の2.0~5.0%くらいで推移しています。
私も以前にビットコイン積立の3社比較をしたときに、同じ日時(2022年10月15日9:00時点)の各社レートを調査したことがあったんですけど、そのときは3社(2.924%、2.937%、2.956%)でわずか0.032%と、あまり大きな差はありませんでした。
そのため、販売所および取引所でチェックしてほしいのが、さきほど注意点の3で記載した「取引量の多い暗号資産取引所を選ぶこと」です。
暗号資産の価格は、暗号資産取引所の取引量が多いと売買の注文が成立しやすくなり、適正になりますが、逆に取引量が少ないと、高くなってしまうことがありますからね。
ビットコインは、コインチェック、ビットフライヤー、ビットバンクの3社の取引量が多く、イーサリアムは、この3社に、GMOコインを加えた4社の取引量が多いです。
3. 入金振込手数料
どの暗号資産取引所も、振込元として特定のネット銀行(GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行)などから暗号資産取引所の口座に振込すると無料。
また振込するために、振込元に入金するときも、特定のネット銀行などから入金すると無料になります。
コインチェックの入金・振込が無料になるネット銀行については、さきほど注意点の2で記載した「手数料0円でも他にコストがかかる場合がある」の図解を確認ください。
4. 出金手数料
基本的に暗号資産は、長期に購入・積立をしながら運用していくことをおすすめしており、ちょくちょく出金することをおすすめしていません。
しかし、どうしてもお金が入用で出金の必要な人向けに、横並び比較をすると、ほとんどの暗号資産取引所で300~770円の手数料が発生するのに対し、GMOコイン、DMNビットコイン、SBI VCトレードは0円で、これは強みです。
5. 送金手数料
イーサリアム等を保有していてNFTを購入する場合などは送金が発生しますので、チェックが必要な項目です。
横並びで比較すると、ほとんどの暗号資産取引所でビットコインは0.0004~0.001BTC、イーサリアムは0.005~0.01ETHの手数料が発生するのに対し、GMOコイン、DMNビットコイン、SBI VCトレードは0円で、これは強みですね。
利便性
- 暗号資産の自動積立
- 購入しなくても無理なくビットコインが貯まるクレジットカード他
1. 暗号資産の自動積立
暗号資産を長期にわたって購入・運用する場合、例えば月1回で一括購入すると、買付日が価格の高い日になってしまう可能性があります。
なので、時間のリスク分散投資を狙い、月1回購入よりも月に何回かに分けて購入する「毎日の自動積立」などがおすすめですね。
その点、以下4社の自動積立の場合、各暗号資産取引所の口座に必要額が入金されていれば、自分が設定した金額・頻度で、定期的に積立が行われます。
・自動積立の有無
あり 4社 | コインチェック※(Coincheck)、ビットフライヤー(bitFlyer)、GMOコイン、SBI VCトレード(SBI VC Trede) ※コインチェックのみ銀行口座からの自動引き落としが可能 |
なし 4社 | ビットバンク(bitbank)、DMNビットコイン(DMN Bitcoin)、LINEビットマックス(LINE BITMAX)、 楽天ウォレット(Rakuten Wallet) |
なお、上記4社のうち3社は各暗号資産取引所の口座に振込(特定の銀行からの振込は無料)する必要がありますが、コインチェックだけは都度振込する必要がなく、銀行口座からの自動引き落としが可能です。もちろん無料。これは強みですね。
2. 無理なくビットコインが貯まるクレジットカード他
【bitFlyerクレカ】
ビットコインを購入しなくても、ふだんの買い物に使うクレジットカードを「bitFlyerクレカ」に替えるだけで、無理なくビットコインが貯まる方法もあります。
通常クレジットカードには有効期限があり、いつのまにかポイントが消滅していたなんてことがありますが、このカードは有効期限がありません。
また、還元率は2種類のカードに応じ0.5%か1%、さらにビットコインの値が上がれば、還元率の価値も上がるというおまけつきです。
ビットフライヤーの口座を開設することが条件になりますが、これはビットフライヤーの強みですよね。
【楽天ポイント】
購入しなくても貯まるという上記に似たケースとして、楽天市場での買い物や楽天カードの利用によって貯まった「楽天ポイント」をビットコインなどの暗号資産に交換する方法もあります。
ただし、「bitFlyerクレカ」と異なり有効期限がありますし、暗号資産専用のポイントではありませんので、あくまで期限内に暗号資産への交換が必要です。
楽天ウォレットの口座を開設することが条件になりますが、これは楽天ウォレットの強みですよね。
【Coincheckでんき・ガス】
もう一つ、Coincheckでんき・ガスというのもあり、支払った料金に応じ、Coincheckでんきを使用すると1~7%、Coincheckガスを使用すると3%のビットコインが付与されます。
ただし、Coincheckでんき・ガスよりも他の電力会社・ガス会社の方が安いケースもあり、その差額でビットコインを購入したほうがトータルコストが安くなる場合もありますので、最新の電力会社・ガス会社料金比較もするといいですね。
もっともお得で効率的な暗号資産取引所はどこ?
1. ビットコインの運用
【ビットコインの運用(購入・積立)】
当記事では、初めての人向けにまずビットコインの購入・積立サービスから始め、じっくり長期で運用することをおすすめしています。
その場合にもっともお得で効率的な暗号資産取引所は以下の1社です。
・コインチェック |基本はビットコインの自動積立、買い増ししたいときは手数料の安い取引所で購入
〈選ぶ理由〉ビットコインの自動積立と取引所購入両方のサービスがあり、ビットコインの取引量が多いため。また、取引所の購入手数料が唯一0円で、積立で唯一銀行口座の自動引き落としサービスがあるため。
ビットコインの購入・積立には、コスト面・利便性ともコインチェックの口座を開設するのがいいですよね。
なお、買物ポイントを無駄なくビットコインに替えたい場合は、追加で以下の1社もおすすめです。
・ビットフライヤー|買物でbitFlyerクレカを活用
〈選ぶ理由〉買物のポイントでビットコインが貯まり、ポイント消滅有効期限がないため。
私も、コインチェックの口座を開設し、ビットコインの購入・積立などに利用しています。また追加でビットフライヤーの口座も開設し、bitFlyerクレカの買物ポイントでビットコインを貯めていますよー。
2. イーサリアムの運用、NFTの購入
【イーサリアムの運用(購入・積立)】
そうはいっても、ビットコインに慣れてきてイーサリアムの購入・積立サービスも利用してみたくなったよという人もいますよね。
その場合にもっともお得で効率的な暗号資産取引所は以下の2社です。大きな差はありません。
・ビットフライヤー、GMOコイン |基本はイーサリアムの自動積立、買い増ししたいときは手数料の安い取引所で購入
〈選ぶ理由〉イーサリアムの自動積立と取引所両方のサービスがあり、イーサリアムの取引量が多いため。
【NFTの購入】
また、NFTを購入してみたくなったという人もいますよね。
その場合にもっともお得で効率的な暗号資産取引所は以下の3社です。
・ビットフライヤー、GMOコイン、ビットバンク|イーサリアムを手数料の安い取引所で購入、イーサリアムでNFTを購入
〈選ぶ理由〉イーサリアムの取引所サービスがあり、イーサリアムの取引量が多いため。
【NFTを頻繁に購入】
ここで、NFTを試しに買ってみるくらいだったら3社で大きな差はありませんが、もしNFTをこれから頻繁に買いたいという場合は送金手数料も考慮します。
その場合にもっともお得で効率的な暗号資産取引所は以下の1社です。
・GMOコイン|イーサリアムを手数料の安い取引所で購入、イーサリアムでNFTを頻繁に購入
〈選ぶ理由〉上記3社の中でもっとも送金手数料が安いため。
暗号資産取引所8社の横並び比較
最後に、改めて各社ごとに特徴(メリット・デメリット)を確認させてください。
1. コインチェック
国内の暗号資産取引アプリDL数4年連続「国内No.1」
期間:2019年1月~2022年12月、 データ協力:AppTweak
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・★★★★★
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・取扱なし
✅ 自動積立:ビットコイン・・・★★★★★
✅ 自動積立:イーサリアム・・・★★★★
【コインチェックのメリット】
- 2018年4月からマネックスグループが運営し、セキュリティがしっかりしている
- 取引所の中では唯一ビットコインの手数料、スプレッドがともに0円
- ビットコイン、イーサリアムともに取引量が多く、適正価格で売買しやすい
- ビットコイン、イーサリアム積立において、唯一銀行口座から自動引落としできる
【コインチェックのデメリット】
- 取引所ではイーサリアムを売買できない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
2. ビットフライヤー
ビットコイン取引量6年連続「国内No.1」
国内における2016~2021年の年間出来高、 Bitcoin日本語情報サイト調べ
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・★★★★
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・★★★★★
✅ 自動積立:ビットコイン・・・★★★★
✅ 自動積立:イーサリアム・・・★★★★★
【ビットフライヤーのメリット】
- 多数の金融会社が出資し、過去にハッキング被害がなく、セキュリティがしっかりしている
- BitFlyerクレカで買物をすると、自動的にビットコインが貯まる
- ビットコイン、イーサリアムともに取引量が多く、適正価格で売買しやすい
【ビットフライヤーのデメリット】
- 取引所手数料が0.15%とやや高め(※取引量によって安くなる)
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
3. GMOコイン
暗号資産取引所の顧客満足度3年連続「国内No.1」 2023年4月3日発表のオリコン顧客満足度調査
イーサリアム取引量「国内No.1」 2023年6月9日発表の自社調査
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・★★★★
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・★★★★★
✅ 自動積立:ビットコイン・・・★★★★
✅ 自動積立:イーサリアム・・・★★★★★
【GMOコインのメリット】
- GMOインターネットグループが親会社のため、セキュリティがしっかりしている
- イーサリアムの取引量が多く、適正価格で売買しやすい
- ビットコイン、イーサリアムの送金手数料が0円
- 日本円の出金手数料が0円
【GMOコインのデメリット】
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
- 毎週水曜日午後2時間はメンテがあり、取引ができない
4. ビットバンク
国内の仮想通貨取引量、セキュリティ「国内No.1」
2021年2月14日 CoinMarketCap調べ、 2021年8月2日CER.live調べ
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・★★★★
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・★★★★★
✅ 自動積立:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 自動積立:イーサリアム・・・取扱なし
【ビットバンクのメリット】
- 2021年9月からミクシィと資本業務提携し、セキュリティがしっかりしている
- ビットコイン、イーサリアムともに取引量が多く、適正価格で売買しやすい
【ビットバンクのデメリット】
- 取引所手数料が0.12%とやや高め
- ビットコイン、イーサリアムの自動積立サービスがない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
5. DMNビットコイン
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・取扱なし
✅ 自動積立:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 自動積立:イーサリアム・・・取扱なし
【DMNビットコインのメリット】
- DMNグループが親会社のため、信頼性がある
- ビットコイン、イーサリアムの送金手数料が0円
- 日本円の出金手数料が0円
【DMNビットコインのデメリット】
- 取引所ではビットコイン、イーサリアムを売買できない
- ビットコイン、イーサリアムの自動積立サービスがない
- 毎週水曜日午後4時間はメンテがあり、取引ができない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
6. LINEビットマックス
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・取扱なし
✅ 自動積立:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 自動積立:イーサリアム・・・取扱なし
【LINEビットマックスのメリット】
- LINEが親会社のため、信頼性がある
- LINE Payを使用できる
【LINEビットマックスのデメリット】
- 取引所ではビットコイン、イーサリアムを売買できない
- ビットコイン、イーサリアムの自動積立サービスがない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
7. SBI VCトレード
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・★★★
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・★★★
✅ 自動積立:ビットコイン・・・★★★
✅ 自動積立:イーサリアム・・・★★★
【SBI VCトレードのメリット】
- SBIグループが親会社のため、信頼性がある
- ビットコイン、イーサリアムの送金手数料が0円
- 日本円の出金手数料が0円
【SBI VCトレードのデメリット】
- ビットコイン、イーサリアムともに取引量が少なく、適正価格で売買しにくい
- 毎日6時から7時はメンテがあり、取引ができない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
8. 楽天ウォレット
ビットコイン、イーサリアムおすすめ度
✅ 取引所購入:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 取引所購入:イーサリアム・・・取扱なし
✅ 自動積立:ビットコイン・・・取扱なし
✅ 自動積立:イーサリアム・・・取扱なし
【楽天ウォレットのメリット】
- 楽天グループが親会社のため、信頼性がある
- 楽天ポイントをビットコイン等に交換できる
【楽天ウォレットのデメリット】
- 取引所では現物取引でビットコイン、イーサリアムを売買できない
- ビットコイン、イーサリアムの自動積立サービスがない
- 毎週水曜日午後2時間はメンテがあり、取引ができない
- 販売所でのスプレッドが大きい(どの暗号資産取引所も同じ現象)
繰り返しになりますが、初めての人は慣れるまでビットコイン購入・積立サービスに専念し、値上がりを期待しながら、じっくり長期で運用するのがいいですね。
最後に
この記事を最後まで読んだあなたは、数ある暗号資産取引所の中から「初めての人が、もっともお得に簡単に暗号資産を始められる取引所(まずはビットコインの購入・積立サービスから)」を選べるという知識・マインドが身に付いています。
まだ暗号資産取引所の口座開設をしていない方は、この記事を見ながら悩みを払しょくして、ぜひビットコインのデビューをしてみてくださいね。
具体的なやり方については以下の記事を参考に、暗号資産取引所の口座開設やビットコイン購入・積立を開始して、ローコストで効率的にビットコインを運用してください。
また、もし最初から体型的にビットコインの始め方を学びたいという場合は、「【完全ロードマップ】手順6ステップ」をチェックしてくださいね。
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